夏の匂い

夏椿



お花の持ちが悪くなって来ました。夏ですね。



久しぶりに、がらっとお花を生け替えました。

メインの木は夏椿に。これも大好きなお花です。

お花屋さんがたくさんツボミのついた枝を選んでくれましたが、この季節ですし・・・上手く咲かせることが出来るかどうか。



夏椿2



夏椿の花は、朝咲いて夕方には散るほど短命です。

花の形こそ似ているものの、冬の椿とは全く違う涼やかな葉と花弁を持っていて、

冬のそれが雪に似合うならば、こちらは雨粒をあびて湿った様子が艶な・・・そんなお花です。



夏椿には娑羅樹(しゃらのき)という別名があります。

これは、平家物語の冒頭



祇園精舎の鐘の声

諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色

盛者必衰の理をあらわす



に出てくる仏教の聖樹「沙羅双樹(サラソウジュ)」を模擬って付けられた名前で、日本では育ちにくい沙羅双樹の代わりにお寺に娑羅樹を植えることも多いのだとか。







奈良の大宇陀にある森野旧薬園には夏椿のみごとな古木があり、ちょうどこの梅雨の季節に美しい花を咲かせます。あえて雨の日に出かけてゆっくりと愛でたい・・・と恋いこがれつつも、時期を逃してばかりの私です。









こちらも。

新しく生けたお花です。



クレマチス



これもクレマチスなんだそうです。ツルの出ない木立性のクレマチス。

葉の様子は笹っぽくて



クレマチスアップ



お花は瞬くお星さまのようで。

七夕を迎えるこの季節にぴったりですね。





さて。

昨日の夕方、先日のワークショップに参加してくださったお客様が、ご自宅に帰られてから制作されたというイタヤ馬クラフトを見せにきてくださいました。



生徒さんのお馬さん



なんてかわいらしい。









いろんなワークショップの後、お家で試してみたんです。作ったんです。と、完成品やお写真を見せに来てくださるのは本当に嬉しいことです。



これからも、あまり専門的なことではない、その代わり「またお家でやってみよう」と気軽に暮らしの中で実践していただける季節の手作りを紹介していけるよう、頑張って企画しますね。