樽酒の復活

銘木と銘酒



八咫烏。

神武の東征の際に神武天皇のもとへ道案内として遣わされた三本足のカラス。



今は・・・サッカー日本代表のエンブレムにデザインされている鳥と言ったほうがピンとくる方が多いかもしれませんね。



吉野で暮らしていると、八咫烏を神話の云々と知るよりも前にお酒の銘柄として覚えてしまう人もいるくらい?!吉野には「やたがらす」という名の銘酒があります。



ほかにも猩々、花巴を醸造する酒蔵が。

じつは銘酒の里でもある吉野です。



吉野町はもともと、銘木吉野杉を使った杉樽作りが盛んなところでした。

同じ木材でも育つ土地によって個性が出ますが、年輪が揃い、木目が細かい吉野杉は、高い強度があり桶材・樽材としてとても適した杉材なのだそうです。



酒蔵で有名な灘。

その灘で使うための酒樽を作るところとして栄えた西宮。

その西宮で作られる樽の材料もじつは吉野杉。



吉野には酒蔵があって、酒樽があって・・・

しかも樽は良い酵母を育てる最高の器で・・・

素材は揃ってるんだから、もう一回吉野の杉樽仕込みの美味い酒を造ろうじゃないか。(飲もうじゃないか。)と呼びかけられたのが吉野ウッドプロダクトさん。hitofushiがお世話になっている磯崎さんです。



初めてこのお話をお聞きしたのは昨年の秋口の頃。

そして先週「ついにこの春、吉野杉の酒樽仕込みのお酒第1号が完成することになりました。」との報告とともに案内のチラシ持った磯崎さんがhitofushiを訪ねてくださいました。



「銘木と銘酒の町」フォーラム。

杉のこと、樽のことを知り、利き酒しながらほろ酔いでそぞろ歩いて酒蔵を巡るそうです。吉野での宿泊希望の場合は吉野杉のログハウス旅館で一泊。夜は懇親会でまた一献。本物のお酒好きにはたまらないイベントです。



残念ながらわたしはhitofushiの営業日のため参加できないのですが・・・

お酒を手に入れることが出来る機会には是非に!と楽しみにしております。



桜の時期には早いですが、花よりお酒・・・のかた、春の吉野へお酒を楽しみに行かれませんか?