気泡

ガラスの皿



無表情なガラスの器は苦手で、だからといって作意的に主張しすぎるものも苦手で。



なかなか興味の湧くガラスに出会わなかった中で巡り会った吹き屋のガラスたち。



作品制作後の吹き棒の周りに残ったガラスを取り溜めて、再度溶かし直して吹かれたガラス達は、その再利用の際に混ざる不純物のために真透明ではなく、微妙な、やさしい色を持ちます。



吹き手は皆、修行中の卵達。



決められたカタチを目指して作るのに決められたカタチには揃わず、

表現しようとしていないのににじみ出る個々の個性がとても面白いのです。



不揃いに並んだガラスの姿は、まるでその作り手さん達を見ているようで。





お気に入りのガラスなのです。







今回届いたガラス達は気泡が多め。

「気泡が多めなので・・・いつもと少し印象が違うかもしれないのですが大丈夫ですか?」

と気にしていただいていたのですが、それもまた面白いのでそのまま送っていただきました。





届いたガラスは確かにいつもより気泡が多いのですがそれがまた偶然にも適度な気泡の分量で。

今度はいつこんな気泡が混ざって仕上がってくるか判らないな・・・と思うととても貴重な「偶然の気泡」が嬉しくなってきます。



気泡





気泡。



見に来てあげてくださいね。