歳時記|霞始靆

霞始靆



雨水の次項「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」の中日です。



今日は朝から、お店のシンボルツリーを散り始めた啓翁桜からユキヤナギに生け替えました。



雪柳にはソメイヨシノとセットのイメージがあって、

春の色というと

空の青、

桜のピンク

桜の下のユキヤナギの白!

を思い出します。



町で見かける地植えのユキヤナギも枯れたような頼りない枝から小さな小さな緑が芽吹き始めています。もうあとひと月あまりで枝などみえなくなるほどに白い可憐な雪たちが咲き誇りますね。



春の霞のように。









春霞、暮らしの中で感じますか?

花粉とか・・・

黄砂とか・・・

最近の春霞には悪いイメージがあるように思われますが・・・。



羽衣という美しい天女が登場する能の謡(うたい)に「春霞 たなびきにけり 久方(ひさかた)の 月の桂も花や咲く」という一説があります。

これはもともと紀貫之(きのつらゆき)が詠んだ和歌からとったものですが、風雅の頃の春霞は美しい春の風物詩の代名詞でした。



あたたかくなり始める頃、

冬眠から目覚めた山の樹木の若葉は地面から沢山の水を吸っては大気中に発散させ始めます。

桜の花のように虫を呼び寄せるための際立った花を咲かせない樹木は、花の代わりに皮や葉から辺り一面に昆虫の好む香のもととなる樹液等を発散させたりもします。



昼夜の気温差が大きいこの季節、この現象が細かい水滴となって景色が曇って見える・・・



それが春霞。



樹木から発散される成分の中には体に良いものが含まれているとか。

この時期の朝夕の森林浴は、本来とても体に良いものなんですね。









さて、あたたかくなってきたので公園のにゃあさん達もキモチ良さそうです。

にゃあさん。



猫1



ん?



猫2



にゃあぁ。なにか用?



猫3



にゃに?もしかして・・・



猫4



にゃんの用もないのに起こした?



猫5



用もないのに?



猫6



ムっ・・・・



猫6



にゃあ!!!







ちなみにこの写真は私が写したものではないのですが・・・

いったいなにをしたらこんなににゃあさんを怒らせることが出来るんでしょう。





普段はおだやかなにゃあさん達なんですけれどね。