彼岸花

お彼岸ですね。

 

今年も彼岸の入りに蕾を膨らましました。

 

いつもより花が多く、背も高い。

今年の彼岸花。

この印象はいつまでも忘れられないだろうな・・・と思わせるほどの緋色です。

 

 

 

 

 

今までは秋が一番好きな季節でしたが、今年は妙に哀愁が染み入ってしまって。

 

こんなことなら暑い暑いと汗をかいていた夏のほうが良かったと

夏を懐かしんでしまうのは歳のせいでしょうか。

 

 

 

お彼岸は先祖や亡くなった家族のことに想いを寄せる期間ですが、

それと同時に自分を見つめ直す修行の時なのだそうです。

 

彼岸とは仏の教えに導かれて安らかな生活を送ることができる彼方の岸の世界のこと。
いろいろつらく悲しいことのある「今」から

その「彼岸」に渡ることを心に誓って、生活の中で六つの実践徳目を実行することを「到彼岸」というそうです。

 

 

その6つの実践徳目というのが六波羅蜜(ろくはらみつ)と呼ばれるもの。

 

 

1.布施(ふせ)


人に施し(物でも心でも行いでも)を喜んで与えること

 

 

 

2.持戒(じかい)


規律を守り。ちゃんと反省してより良い人になるよう自己改善の努力をすること

 

 

 

3.精進(しょうじん)


自分の仕事や使命につねに努力すること

 

 

 

4.忍辱(にんにく)


苦しみ、悲しみに出逢っても、時が移っていつか平穏な日々があると信じて耐え忍ぶこと

 

 

 

5.禅定(ぜんじょう)


心を落ち着かせる深く考えること。心が安定させた状態で自己反省すること

 

 

 

6.智慧(ちえ)


仏の教えを学んで、正しく判断力をもち、ものごとの真実を見る目をもつこと

 

 

 

 

本当はいつでもこの6つを心において生活するのが望ましいのですが・・・

 

せめて春と秋の彼岸の時に

彼岸にいるご先祖を思いながら

六波羅蜜を意識する一週間を過ごしてみるのは良い秋の過ごし方かも知れませんね。

 

 

 

実りの秋ですが

みなさんの心にとっても多くの実りとなるお彼岸になりますように。